詩人:†るぃ†*もっと生きたい* | [投票][編集] |
貴方を喪ってから…
数えきれない朝日をみつめ…
貴方を喪ってから…
数えきれない星空を眺め…
貴方を喪ってから…
数えきれない人と出会い…
そして別れ…
貴方を喪ってから…
数えきれない夢を見て…
貴方を喪ってから…
数えきれない程の涙を流した…
それは、当たり前の事じゃなく…
朝日を見つめられた事も
星空を眺められた事も
沢山の人との出会いも
別れも…
沢山みた夢も…
沢山の涙も…
生きていないと
味わえないんだ…
ホントはどれもが
貴重な宝物になるんだょ…
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狂った様に
泣きわめく私に…
両腕を掴み
貴方は言いました…
『気をしっかり持てっ!!』
私、正気だょ…
ただ、ちょっと人より
自己嫌悪が強いだけ…
何を言っても
届かない私に
貴方は言いました…
『法の裁きを!!』
私、聞こえてるよ…
ただ、ちょっと人より
現実逃避したいだけ…
掠れる様な声で
『死にたい…』
…と、呟いた私に
貴方は言いました…
『残酷に思うかも知れないが…生きてくれ…』
私、死んだりしないよ…
ただ、ちょっと人より
自殺願望が強いだけ…
「刑事さん、大丈夫だょ…
私なら大丈夫だょ…」
…と、作り笑いの涙声で言った私に…
貴方は言いました…
『無理に笑うな…強がるな…』
涙が溢れた…
荒んだ心が、少しずつ救われていく様な気がした…
荒んだ心を癒してくれる特効薬は…
人の温もり…
優しさ…
私の一生分の“ぁりがとぅ”を…
捧げたい…
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アスファルトの割れ目からでも…
その、小さな黄色い花を咲かせている、君…
僕よりも、ずっと強い君の名は
“蒲公英”
小さな小さな君は…
僕に、大きな大きな勇気をくれる…
小さな小さな君は…
僕に、大きな大きな希望をくれる…
僕も君みたいになりたいよ…
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私がこの世界に生まれた
誕生日と…
この世界から永遠に去る
命日を…
同じ日にしてしまわぬよう…
必死です…。
人は、必死に生きている筈なのに…
いつしか、生きている事が当たり前になって…
必死になっている事を忘れてしまっている人を…
時に見かけるよ…
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時には…無理してでも
笑ってみる…
僕のアイテム…
“愛想笑い”で…
だけど…
“愛想笑い”の代償は…
底知れぬ“虚無感”と“絶望感”
愛想笑いの利息…
高過ぎるょ…
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『絶対許さない』
そぅ言った、貴方の拳は強く握られていて…
小さく震えていた…
ただ…涙越しに見る事しか出来なかった私…
ただ…泣いているだけで
何も言えなかった…
ただただ…怖くて…
ただただ…悲しくて…
ただただ…死んでしまいたくて…
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おかしな事が通用してしまう…
この世界…
犯罪を犯して…
のうのうと生きている
忌々しい犯罪者…
歪んだこの世界が…
私を狂わせた…
恐怖の夜から…
何度発狂しただろう…
何度泣き喚いただろう…
壊れ続ける私の速さは…
加速度を増す…
そして、二度と戻る事の出来ない…
奈落の地獄に…
ひた走る…
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刑事さん、守れる自信無い約束…
交わして、ごめんなさい…
刑事さん、切らない…
なんて、そんな簡単に守れる約束じゃないのに…
約束交わした事を後悔しています…。
“生きるため”に刻むんだよ…
“死ぬため”じゃないんだよ…
約束…守れる自信…
ありません…
首筋に刃を立てて…
力一杯…
一思いに引いてみる…
噴き出す鮮血は
私の
“イタミ”
“クルシミ”
“カナシミ”
そして…
“ナミダ”
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愛してはいけない
貴方を愛し続けた“罪”を犯した…
私に課せられた“罰”は…
“強姦”と言う“罰”でした…
私を今すぐ消して欲しい…
私を今すぐ壊して欲しい…
私を今すぐ……
怖かった……
抵抗なんて…
無駄だった…
意味がなかった…
通用しなかった…
過ぎ去った過去を消せないのなら…
私を消して欲しい…
そして、怖くて震えていた
私にかけてくれた、貴方の言葉は忘れない…
『犯人は絶対に許す訳にはいかない…』
強大で絶対的な恐怖の中で感じた
安心感…
駆け込んだ交番のお巡りさんの姿を見て…
崩れ落ちて…
やっと発する事が出来た声で…
思いきり泣いた…
あんなに泣いたのに…
まだ怖くて涙が出るよ…