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†るぃ†*もっと生きたい*の部屋


[101] †自ら隊〜宵闇の悪夢†
詩人:†るぃ†*もっと生きたい* [投票][得票][編集]

月が高く照らす宵の闇…

僕に降り掛かった悪夢…

今度は助けてくれた…

僕の叫びが届いた…と…

心で感じることが出来た…

毛布を掛けてくれて…

パトカーに乗って…

恐怖で…ただ震えていた僕に…

貴方は優しい言葉を掛けてくれた…

恐怖の狭間に見た…

温かい温もり…

『もぅ大丈夫だから…』

その言葉と重なる様に…

遠い様で…

近くで聞こえる…

彼奴の怒声…

その声を聞くだけで…

鎮まりかけた恐怖が再び沸き上がる…

応援で駆けつけた
隊員に取り抑えられて…

パトカーに乗せ込まれた…

拘束されたのを見ると
少しだけ安心した…

『怖かったね…もっと早く見つけてあげる事が出来たら良かった…ごめんね…』

謝らないで下さい…

僕は確かに貴方達に救われました…

確かに…救われたから…

僕は今、生きた心地がします…

『大丈夫…』と言って差し出してくれた手を…

振り払ってしまってごめんなさい…

だけど、再び差し出してくれた手をとって立ち上がる…

その瞬間…
確かに、温かい人の心の温もりも一緒に握りしめた…

ありがとう、そして…

ごめんなさい…

2012/03/02 (Fri)

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