詩人:愛羽遥人 | [投票][編集] |
隠し事が多ければ
ウソが増える
そのウソは
誰かを傷つけていないかい
誰かを悩ませていないかい
ウソなんか
つかなければいい
隠し事なんか しなければいい
隠さなければいけないことを
しなければいい
それで生きていけるなら
そっちのほうがいいはずだ
詩人:愛羽遥人 | [投票][編集] |
一人になるのが怖くて
嫌われたくなくて
僕は感情を抑えてきた
『まあ いいや』
『なんでもいいや』
『どうでもいいや』と、いう
魔法の言葉を使って
面倒なのは 忘れられないこと
嫌なことを思い出すたびに
魔法の言葉で抑えてきた
嫌な記憶を捨てられたら 楽だけど
そんなことできないから また繰り返す
そして 僕は感情を 今日も閉じ込める
詩人:愛羽遥人 | [投票][編集] |
僕は君にとって 必要な人間なのか?
きっと 君は僕がいなくても大丈夫
僕の居場所は
君の隣じゃないのかもしれない
だから もう行くよ
僕を必要とする場所へ
詩人:愛羽遥人 | [投票][編集] |
ときに記憶は面倒だ
元カノは可愛かった
その前の彼女は性格がよかった
数が増えれば 比べる対象も増える
完璧な人間なんていない
わかっているが
求めてしまう 比べてしまう
僕の記憶の中では みんな生きている
しかも美化されて
誰も曖昧な記憶に勝てやしない
詩人:愛羽遥人 | [投票][編集] |
きっと君は
この歌が終わったら
部屋を出て行くだろう
何も話さず
僕らは歌を聞いた
君の大好きな歌
僕は忘れないだろう
この日を この歌を
君は きっと
忘れてしまうだろう
僕のことを
もう二人で聞くことはない
思い出の歌