詩人:里雨夜 | [投票][編集] |
眠さと疲れを感じながら
それでも書かずにいられない心
何が原因かは分からないけど
抱え込んだ疲れと傷は夢に現に影響してる
寝たいけど寝たくない
きっと夢でも仕事をしているから
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先週まで暑さに溶けそうだったのに
涼しさに背伸びをし
スーパーの寒さに肩を抱く
秋がすぐそこまで来ているんだな
ぶどうや梨や果物が美味しくなり
夕方耳をすませば鈴虫の音が聞こえてくる
長雨に心曇らせ
夜長を物思いで過ごす
秋がすぐそこまで来ているんだな
詩人:里雨夜 | [投票][編集] |
優しく降る雨を体で感じる
雨の中傘をささなくても怒られない非日常
どこかで力が抜けた気がした
空気の冷たさは久しぶりで
ぬかるんだ土の匂いや流れる水の音に満たされる
どこかで力が抜けた気がする
迫る山も広がる水田も私を構成する成分なんだ
詩人:里雨夜 | [投票][編集] |
幸せです
平凡な日常だけど平和だし
心が削られることもあるけど
補ってあまりあるほどの優しさをもらっています
だから幸せなのです
毎日笑っています
苛立ってしまうこともあるけど
泣くことは減りました
体は疲れを訴えるけど心は元気です
だから幸せなのです
だけど
だけどふと思ったのです
幸せだし毎日笑っているけど
生きててよかったと思うような強い感動は記憶に遠いなと
ふとさみしくなったのです
平凡な毎日を望んでいるのだから当たり前なのですが
若い頃にもう少し羽目を外しておけばと
少しだけ後悔しております
詩人:里雨夜 | [投票][編集] |
今年最初の雪が街を染めた日
寒さから逃げ帰って扉を開けると
もう部屋は暖かくて
何より君の傍は温かくて
もう一人ではないんだとほっとする
いつかの願いはちゃんとお星様に届いたよ
これからはきっとずっと一緒
詩人:里雨夜 | [投票][編集] |
朝雪が降った日
夜空を見上げれば
いつもより銀白に輝く月
寒さを忘れて足を止めたのは僕だけだろうか
明日も雪らしい
冷え込みは今宵も厳しいだろう
雲は厚く先を急ぐけど
僕は少しここにいよう