詩人:里雨夜 | [投票][編集] |
1日の疲労をおんぶして
信号待ちに見上げたら
心を奪われた
どうしてこんなにも美しい
青に変わり視線を戻せば
葉を落としていた道沿いの木々も
溢れる花びらで魅了する
ああやはり美しい
何度めぐりあっても
何処へ移り変わっても
春は優しく美しい
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心揺さぶる風景を残したくて
携帯を構えるけど
切り取った風景に感動はなくなった
友達との写真は
その時の感情を思い出す手立てになるのに
風景は切り取った途端無機質になる
自然の生命は儚くて
今ここにしかないのかもしれない
詩人:里雨夜 | [投票][編集] |
人間に備えられた優しい本能
憶えるために忘れるのか
忘れるために憶えるのか
その真意は未だに謎のまま
誰にも解らないなら
僕は僕の好きなように信じよう
きっと『幸せになるために』
忘れることを許されているのだと
詩人:里雨夜 | [投票][編集] |
今日もここにいてくれていますか?
自分の事を他の人に言う事が苦手で
無理をしやすい私だけど
あなたがここにいてくれるのなら
周りに甘えることも覚えていくから
どうかどうか
愛想尽かさず
無事に育ってね
詩人:里雨夜 | [投票][編集] |
お腹の中に感じていた君が
この世界に出てきた瞬間
なんとも言えない悦びが込み上げた
思えば
つわりは軽く
立ち仕事で無理しやすい私に愛想尽かさずいてくれた妊娠期
初産にも関わらず痛みが最大になってから
30分程で終わった分娩
出生前からすでに親孝行な君
これから少しずつ返していくから
幸せになるために
一緒に成長していこうね
詩人:里雨夜 | [投票][編集] |
7か月
生えるの早すぎ
乳歯さん
気がつけば
7本目の歯が
顔を出す
息子さん
コードに向かって
一直線
どこ行った
ちょっとっもう進(猪突猛進)
待ってくれ
満足げ
手足広げて
夢の世界