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里雨夜の部屋


[12] 秋-Fall-
詩人:里雨夜 [投票][得票][編集]

秋はいつも物足りなくて
黄昏ている事が多かった


だけど君がいるだけで
僕はいつも満たされていた


今再び君がいないこの季節
山々が紅く染まるほど
夕日が朱に染めるほど
淋しさが溢れてくる


目を閉じて
君を思い出すけど
虚しくて

遠い遠い空は君のようで


     僕は空っぽで…

気がつけば

セピア色の幸せは
虚しさに

  変わってしまっていた

2006/09/13 (Wed)

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