ホーム > 詩人の部屋 > 里雨夜の部屋 > 最後の恋

里雨夜の部屋


[172] 最後の恋
詩人:里雨夜 [投票][得票][編集]

君の近くにいさせて

終わりを迎える

最期のその時まで

近くにいさせてほしい



恋人じゃなくていい

友達でいい


僕がいなくなっても

深くは悲しまず

そっと思い出に昇華して

遠い人にしてもいい



君への想いも

嫉妬も

羨望も

涙も

僕の恋は総て持って行くから



最期の時だけは

僕を

僕だけを

見ていて…

2008/12/31 (Wed)

前頁] [里雨夜の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -