指に絡めた黒い髪サラサラと細く愛しくそっと口づけをした君は白い肌を赤く染めはにかみがちに下を向くそんな君がかわいくて愛しくてつないだこの手を絶対に放さない密かにそう誓ったあの綺麗な黒髪は今は短く切り揃えられて少し遠い地で頑張っている迎えに行くよあの日の君も知らない誓いを今度は君に誓うために言葉の代わりに指輪と口づけを贈るから君ははにかみがちに笑顔で答えて
[前頁] [里雨夜の部屋] [次頁]