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里雨夜の部屋


[227] クリスマスプレゼント
詩人:里雨夜 [投票][得票][編集]


「何あげよう」
「どうやって渡そう」
真剣に悩む君


「羨ましい」
思わずこぼれた一言


君は
やるべきことは分かってるでしょ
と言ったけど

そうじゃないんだ

僕の片想いは関係なくて

羨ましいのも

恋人がいることではなくて


誰かを想い
誰かのために悩むことは

幸せなことだって思えたんだ

君は眩しいほど
輝いて見えるから



それが

羨ましくて

クリスマスが恨めしくて


ただ

ちょっと

空しいんだ

2009/12/13 (Sun)

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