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里雨夜の部屋


[27] 朝の月
詩人:里雨夜 [投票][得票][編集]

いつもより早く家を出た

吐く息は白く
頬に触れる空気は冷たい


まだ眠っている静かな街を一人気を遣いながら歩く


空を見上げると
夜のシンボルが輝いている

少し欠けている彼に
おはようと微笑みかけると


彼は淋しそうに輝いていた

2006/11/13 (Mon)

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