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里雨夜の部屋


[279] いつかきっと
詩人:里雨夜 [投票][得票][編集]


帰る君を見送ったあと

一人アパートに戻ってきても
すぐにリビングには入れなくて

浴室の扉の前に腰を降ろし
君とメール


さみしくて
さみしくて

涙を拭っては携帯を握りしめる


君と1時間くらいメールをして
君がおやすみするころ

やっとリビングに入れるんだ


消えた君の温もりを探さず
また会える日を夢に見る

そうして想い出を重ねて
君との未来を想い描く



信じてる
リビングの扉を開けたら
君がいる日々に必ず行けるって

信じてる

2011/05/28 (Sat)

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