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里雨夜の部屋


[305] たんぽぽ
詩人:里雨夜 [投票][得票][編集]


どこまでも

どこまでも

底なんかないと思えるほど

どこまでも

透きとおっている空


暖かく

優しく

ふりそそぐ陽ざし


くすぐるように

なでていく風


土のにおい



新しい土に芽吹いても

きっとどこかで覚えてるよ



そろそろ

出発の時間だ


さぁ行こう

ぼくを待ってる土のもとへ

2012/04/28 (Sat)

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