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里雨夜の部屋


[350] 卒業
詩人:里雨夜 [投票][得票][編集]

卒業式 謝恩会 飲み会


その時には沸いてこなかった実感が


暖かな昼下がりのアパートで青い青い空を見ているこんな時に

いつもと変わらない日常のようなこんな時に


胸を締め付けるなんて


およそ2週間後には新学期が始まる

大学は新入生を迎えて 僕は学年が1つ上がる


その事実が

胸をより一層締め付けるのだろう


満開の桜に 散りゆく花びらに

想いを馳せるのだろう



絶えず変化する日々に忙殺され

淋しさも和らいだころに

再会の杯をかかげよう


想い出と共に 確かに繋がっていた絆さえも褪せぬように

2013/03/17 (Sun)

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