空が高くなり風が肌寒く通り抜けて行くようになると甘い香りが心を揺らす逢えたよろこびと逢えない日々のさみしさが私をあなたに縛り続けるのでしょう引きとめようと手を伸ばしても掴むのは空ばかりそれでも待っています来年もまたあなたと逢えることを待っています
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