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里雨夜の部屋


[55] 懐かしむ
詩人:里雨夜 [投票][得票][編集]

たとえば
いつもの通学路

生暖かい午後には

洗濯物が風に揺れている


たとえば
海沿いの住宅街

幾千もの時を過ごし

じっと潮風から人々を守っている




それは
僕らの人生

毎日を重ねて

たくさんの気持ちを学ぶ事


2007/03/22 (Thu)

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