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里雨夜の部屋


[6] 彼の訴え
詩人:里雨夜 [投票][得票][編集]

僕らは大人になっていく


時の流れに

身を浮かべ

戸惑い

時には反発しながら

いろいろな事を学び
       成長する


その度に不器用になっていく


素直になる事が

人に甘える事が

人の為に何かする事が

難しくなる


振り向くと

そこには過去の僕がいて

今の僕を見つめている


瞳には

哀れみ 淋しさ

「何か」を訴えている


僕は問うた

いつか「何か」を知る時は来るのか・と

彼は答えた−

2006/08/17 (Thu)

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