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里雨夜の部屋


[64] 初めての折り紙
詩人:里雨夜 [投票][得票][編集]

なれた制服に身を隠し

くたびれたローファーを引きずる



鏡の前の僕は眠そうで

足重く今日を歩いていく



今日は戻ってこないとか

今を大事にイキルとか

綺麗事にしか聞こえない



若いとか

大人とか

関係ない



みんな

疲れてる


大人も子供も


ボロボロで

短冊にくつ下に願い事



休みをください


2007/04/16 (Mon)

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