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里雨夜の部屋


[86] 「無理」の必要性
詩人:里雨夜 [投票][得票][編集]

昔から真面目だったし

度が過ぎる程の小心者だった


だから

無理しない方法なんて知らない




そんなわけで

身体はいつもボロボロでギリギリ

まだ10代なのにおばあちゃんと呼ばれたこと数知れず


心は
今より少し強かったかな




どんなに痛くても

自分を騙してた



手を抜くなんて出来ないし

大人しく見てるなんて尚更出来ない





だって昔から

僕は真面目で臆病者だから







無理をすることで

僕の存在価値を確かめていたんだ

2007/07/21 (Sat)

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