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空渡の部屋


[7] 時折
詩人:空渡 [投票][編集]

哀しいかな…
この世は醜く残酷で
醜悪な笑みの残像を残して回っているのだろう

狂気と悪意は
リズミカルなダンスを
夜と朝の間に踊る

されど時折美しい
まるで
虫を捕らえる花の如く

この世は時折美しい
虫を寄せる光の如く

我らはそれで未だ
舞台から降りれぬのだろう光や花は
舞台に我らを縛る
命消えるその時まで

2005/01/26 (Wed)

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