春から夏が顔を出した…君はやさしくほほえんでいる…この間、移動授業で君の近くの席に座った…今、ボクは君すぐ目の前にいる…まるで夢のようだ……友達と話すふりをして彼女の顔をふと見てしまう…大人っぽくて、やさしくて、おしとやかな、君に話し掛けたいし語り合いたい。でも勇気がないんだ…ボクに勇気を……。次の席替えでは絶対に君の隣になりたくて……。話たくても消えてしまう君……。放課後がラストチャンスなのに君はすぐ姿を消してしまうから……。
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