ホーム > 詩人の部屋 > アスタリスクの部屋 > すれ違い

アスタリスクの部屋


[6] すれ違い
詩人:アスタリスク [投票][編集]

春から夏が顔を出した…君はやさしくほほえんでいる…

この間、移動授業で君の近くの席に座った…

今、ボクは君すぐ目の前にいる…

まるで夢のようだ……友達と話すふりをして彼女の顔をふと見てしまう…

大人っぽくて、やさしくて、おしとやかな、君に話し掛けたいし語り合いたい。

でも勇気がないんだ…ボクに勇気を……。

次の席替えでは絶対に君の隣になりたくて……。

話たくても消えてしまう君……。

放課後がラストチャンスなのに君はすぐ姿を消してしまうから……。

2005/06/27 (Mon)

前頁] [アスタリスクの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -