詩人:雨倭 | [投票][編集] |
この眼も髪も耳も
内臓も足の爪の先まで
全部あなたのものだから
もうすぐ、足手纏いに
なるのが怖いの
だから
殺して、ください
貴方は僕のものではないけれど
せめて今だけ
その綺麗な指で
刹那の夢を見させて
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お初参加です!
病んでてごめんなさい
サイトで詩かいてます
皆様よろしくですっ!
詩人:雨倭 | [投票][編集] |
貪婪な君は 僕を貪り
淡白な僕は 君を愛でる
粘膜が擦れあひ 音を発てる
同じ型取の性殖器が 涙を流す
君は ふかい 快樂の中
僕は くらり 君に梦中
詩人:雨倭 | [投票][編集] |
さあさ躍れ蒼碧の姫君
唇に寄せる血朱の花束
唇から滴る紅い紅い唾液
貴方に鏤めて殺める
さあさ躍れ僕のお姫様
躍り狂う血朱の腸に接吻
螺旋階段にて猟奇な王子
愛から逃げる異質の姫君
性の檻から外れた彼らに
終わりなき 葬送曲を
詩人:雨倭 | [投票][編集] |
朧月夜のサァカス
闇を纏いて舞台に
壊れた仮面のピエロ
笑うば笑え、ねぇ
此の××を満すのは
貴方の×××だから
慰む腕が、トマラナイの
笑うば笑って、ねぇ
血朱と白濁の舞台
服を破かれたピエロ
人生はまるで綱渡り
視線が怖いよ、ねぇ
腐れ舞台の自慰行為
早く××てよ、ねぇ
無惨に散らばる玩具
幼子のような××声
廃れ舞台で自慰行為
貴方は来ない
DNAの螺旋階段で快楽死
「さぁ復讐劇の始まりさ」
詩人:雨倭 | [投票][編集] |
皇子は首無の御子を抱き
王子は片脚の皇子を抱く
ねえ
焼尽くされたこの国からは
何も生まれやしないわ
もうやめて
これ以上この緑の丘に
石碑が増えてはいけないわ
早く 憎しみの旗を下ろして
全世界が手を繋げる日まで
人間は 皆同じ塊なのだから