川其のみなもに映る月と私流れる水はいつも新しいでは月も私も新しいのか流れにそっと足を浸し水を揺らすと月も私もゆれて移り変わるこころのさま映し世の在りように似てゆきて帰らぬのかを私は知らず川もただ岸の柳をゆらすのみでありました