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高級スプーンあと何年の部屋


[150] 怠惰
詩人:高級スプーンあと何年 [投票][編集]

歳を重ねて垂れる乳
爛れる皮膚 痒い痒い
だらしのない
見せる相手のいない
醜い肢体は
自分さえ受け入れられれば
誰にも許しを求めなくて良い
嗚呼どうしてこうなった
漠然とわかっていたクセに
己の怠惰を
根拠のない自信が
結局 虚飾であることを
ぬるま湯はその分
冷えるのが早い
止まらない震え
思考停止 
心肺停止まであと少し

2024/10/27 (Sun)

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