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高級スプーンあと何年の部屋


[34] パブロフの
詩人:高級スプーンあと何年 [投票][編集]

飽きられる前から
背中を向けられている人の身にもなれよ
他人の気持ちがわからないのは
いま俺を怒っている
お前の方だろう

そんなわけないのに

右向け左
前向きに後退
好きでも続かないのに
やりたくないなら尚のこと
先にそっぽを向いたのはどっちだか
尻尾を振って
お好きなように振舞って
だるまさんが転んだって
うしろを振り返ったって
正面にはだあれもいない

そりゃそうでしょう
もうよしましょう
そうしましょう

終わらないから駄目なんだ

好きなのか
飽きているのか
そんな次元じゃ語れないもの
行間だけの空白を見せただけで
夢中になって読み耽る
バカの背中を見るバカを見て
正気に戻っても
正常な動作で生きている
大人たちには追いつけない

あーあー
休みが来なければ
思考は働かなくて
行きたくないとすら思わないのに

俺はただ
エサを前にして
涎を垂らしていたいだけ
光が当たれば
それでも煌めくし
汚れた軌跡が
明るい未来を描かなくても
生きて死ねる

そんなわけ







2018/03/22 (Thu)

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