ホーム > 詩人の部屋 > 令和も高級スプーンの部屋 > あたためていたひな鳥がしんだ話

令和も高級スプーンの部屋


[73] あたためていたひな鳥がしんだ話
詩人:令和も高級スプーン [投票][編集]

ヒカリヨリハヤク
ヒカリヨリハヤク
隅っこまで
追い詰められているのに
世界の端には届かない
筆跡を真似て
足跡をなぞるだけでは
追いつけないの
達した境地
同じ場所に立ってみたところで
あなたにも誰にもなれやしない
ヒカリヨリハヤク
ヒカリヨリハヤク
何を言っているんだ
誰と戦っているんだ
別に言いたいことなんてなかった
だから
何もしないで過ぎていく今日にすら
置いて行かれ
立ち尽くす
ふて寝する
その分
距離は離れて
みだりに耽る思いだけが先走る
ヒカリヨリハヤク
ヒカリヨリハヤク
世界の端には届かない

2019/09/27 (Fri)

前頁] [令和も高級スプーンの部屋] [次頁]

- 詩人の部屋 -