詩人:HOKATO | [投票][編集] |
今の感情に
相応しい言葉が
見つからない…。
不安 ではない
憂鬱 でもなく
恐怖 とも違い
嫉妬 とも言えず
感傷 とも異なる
混沌とする
綺麗ではない感情。
この感情を
どう表せば…。
.
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本物の暗闇とは
なんなのだろうか…。
夜になれば
暗くなり
暗闇になるだろう
しかし
すぐに目が慣れ
周りの物が
見えてしまう
目を閉じれば
見えなくなり
暗闇になるだろう
しかし
それは
瞼の裏を見てるだけ
宇宙に行けば
光は無くなり
暗闇になるだろう
しかし
自ら光る
星達が見える
本物の暗闇
それはきっと
絶望と共に来た
死
.
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熱い 熱い
太陽のような
信念をもて。
誰にも
惑わされることが
ないように
ただひたすら
この想いを抱えて
還る日まで
燃やし続けろ
全てをも 燃やす
勇気と共に。
熱い 熱い
太陽のような
信念をもて。
.
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街では
空を見上げても
電線が邪魔をし
思うように
眺めることが出来ない。
電線さえなければ…。
それが 妬ましい。
そして
それが無いだけで
生活が
困難になる
自分が 恨めしい。
.
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近づいて
触れて
傍にいたいと思った。
やっと
追いつけた
やっと
捕まえられた
…それは
勘違いだった。
…それは
ただの錯覚だった。
ぬくもりも感じられず
触れることすら
儘ならない
それは
鏡花水月
の如し
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不運な事故に
道端で
息絶える猫
保健所に電話する
自分
『死んだらゴミ扱いになるので、清掃所に電話してください。』
この世界の
命に対する考え
自分の
命に対する考え
異常なまでに軽い
二つの考えに
吐き気がする。
.
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世界から
遮断されているような
この空間
雨を眺めながら
ひたすら
過去を後悔し
心の傷を
何度もえぐる
あの出来事を
忘れないように
二度と
この傷が
癒えることの
ないように
.