ホーム > 詩人の部屋 > HOKATOの部屋 > 鏡花水月

HOKATOの部屋


[26] 鏡花水月
詩人:HOKATO [投票][得票][編集]


近づいて

触れて


傍にいたいと思った。













やっと
追いつけた



やっと
捕まえられた












…それは
勘違いだった。




…それは
ただの錯覚だった。

















ぬくもりも感じられず



触れることすら
儘ならない










それは

鏡花水月

の如し









.

2005/11/28 (Mon)

前頁] [HOKATOの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -