詩人:咲麻 | [投票][編集] |
自分の居ない場所で、
時間が流れていく。
当たり前の事なのに、
どうしようもなく嫌だった。
置いてかれている様な、
仲間はずれみたいな、
いつまでも見つけてもらえない、かくれんぼ。
悲しくて、
怖くて、
寂しくて、
泣きべそな私は、
わざと見つかりやすい所に隠れるんだ。
どうか見つけてね。
私の知らない物語、
聴かせてください。
詩人:咲麻 | [投票][編集] |
全部消してみたのに
自分が消えない
自分を消せない
依存する事で
存在の自己主張
存在する事で
顔色伺いの集団生活
総てを無かった事に出来たらと
暗がりで膝を抱え願う
目に映らない何かが
纏わりついて消えない
いつまでも私を放さない