詩人:咲麻 | [投票][編集] |
不幸話に食い付く
幸せな話は話半分
話は大袈裟に
身振り手振り
可哀想ねって
哀れむのが好き
嘘付く事に疲れてしまった?
後ろ向きに助けてって
誰かの助けを待ってる
白馬の王子様なんて
いないんだよ
語る不幸話に
終わりは無い
出口も無い
いつだって
自ら溺れにいくんだから
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壊す事は簡単だった
必死になって掻き集めてみても
もう元には戻らない
戻せない
また新しく創ればいい?
でもそうして
感じてしまう違いを
どうして埋めればいい?
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唇を強く噛んで
空を見上げて歩いた
こぼれ落ちてしまわぬ様に
例え実らずとも
想いを伝えられただけで幸せ
まだ無い答えに
希望なんか抱いたりはしないよ
上手く呼吸も出来なくて
苦しい
それでも
伝えた真実に
自信を持って笑ってみせるよ
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口にすることさえ
儘ならないなら
こんな気持ち
気が付かなければ良かった
近いようで遠い
触れられそうで触れない
繋がりはちっぽけな
たった一言に切断される
詩人:咲麻 | [投票][編集] |
好きとか
嫌いとか
難しくてわかんないよ
男として
女として
友達として
人として
ただ単純に
大切なだけなのに
それ以上の答えがないと
受け止めてはもらえませんか?
詩人:咲麻 | [投票][編集] |
大好きな色
大切な色
色付く自分を
ほんの少し好きになる
傷付き覗いた
汚れた本物
落としては
また
重ね隠す
大好きな色
大切な色
幸福な不幸せ
だんだんと
色味を増す
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目に映るもの全てが
キラキラしてた
硝子の破片すら
宝石箱に仕舞った
バッタもカマキリも
怖くはなかった
笑って泣いて
いつだって精一杯に本気で生きてた
あの時の気持ち
何処で落っことしたかな?
小さな虫も
感情を表に出す事も
今じゃもう
怖くて出来ない
辛うじて残った
綺麗と思う気持ちさえ
誰かの視線が
恐怖となって邪魔をした
あの時の気持ち
いつに置いてきたのかな?
見つけた方はこちらまで
息が出来なくなるくらい
ただ笑いたいだけなんです
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よこしま
しまうま
好き
嫌い
嫌い
好き
下には落ちない平行線
たまにぐにゃぐにゃ
山あり谷あり
視界の端っこ
ギリギリのライン
360度の感覚で
恥ずかしがって
ベジタリアン
しまうま
よこしま
好き
嫌い
好き