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咲麻の部屋


[112] 真昼の月
詩人:咲麻 [投票][得票][編集]

朝が来て
夜が来て

繰り返し
繰り返す

叶えたい夢も
大切なモノも

手に入らないなら
捨ててしまいたいと願う

本当に大切なモノなら
また巡り会うと言って

もしも、

そんな甲斐性のない幻想に
縋り泣きたい気分なんだ



どうか照らして



朝が来て
夜が来て

繰り返し
繰り返す

眩し過ぎて暗い
バランスを崩した

その足元に
柔らかな優しい光を



どうか照らして下さい

2009/12/07 (Mon)

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