放課後、窓の外を眺めてた風に揺れるカーテンでかくれんぼ意識半分、指先でなぞる文字ざらざらとした表面にインクの匂いふと落とした視線がキミの欠片をみつける伝えたくて何度も練習した二文字を言葉にする代わりに探し出す指先に触れた物語は行き場を失って戸惑う色んな物語が誰の為なく存在するこの場所に、もしもタイムスリップ出来たなら小さな物語りを1つこっそりと置いて帰りたい
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