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咲麻の部屋


[96] 夢現lullaby
詩人:咲麻 [投票][編集]

真夜中に訪れた
礼儀知らずの寂しさ

隣を見れば
誰かの気持ち良さそうな寝顔

だんだんと
着々と
近付いてくる

叫んでしまいたのに
ままならない呼吸と
溢れ出す水分が
邪魔をする

耐えきれず
すがりつく

ふと見上げたその顔は
よく知っている

眠たげな表情
それでも力強く
温かな腕の中

優しく撫でる掌と
規則正しい呼吸



さようならを告げよう
そしてまた
温もりに包まれ

眠ろう

2009/04/24 (Fri)

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