ホーム > 詩人の部屋 > 朝日 昇の部屋 > 熱帯夜

朝日 昇の部屋


[18] 熱帯夜
詩人:朝日 昇 [投票][編集]

あまりの寝苦しさに、思わず目を覚ました。
深夜とも早朝とも区別のつかない時間。
ふと、横に目をやると、静かな寝息をたてるきみ。

安らかな寝顔。
穏やかな寝顔。
涼しげな寝顔。
可愛い寝顔。

その寝顔に、そっとキスでもしてみようか。
いや、驚かせて起こしてしまっては悪い。
もう少し、この寝顔を眺めていることにしよう。

そんな、くだらない事を考える、午前4時。


2005/08/03 (Wed)

前頁] [朝日 昇の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -