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貴方の口があまりにも楽しそうだから
思わず塞いでしまいたくなるの
貴方の涙が余りにも綺麗だから
そっと抱き締めてあげたくなるの
貴方の腕に抱かれるのがあまりにも心地いいから
ワザと怒らせるような事言っちゃうの
貴方に見て貰いたくて
悪戯しちゃうの
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さあ楽しい遊戯の始まり始まり…
剣を手に取り
銃を構えて
狙うは貴方
互いに壊しあう
楽しい遊戯の幕開け
簡単に壊れちゃつまんない
もっともっと
足掻いて
嘆いてくれなきゃ
互いに呼吸が苦しくなる
これが最後
二人の体が重なる瞬間
深紅の鮮血が互いの体を飾る
嗚呼…愉しかった…
見つめ合いながら瞳を閉じるその瞬間…
…ゲームオーバー…
遊戯の終焉
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嗚呼 今宵もまた君は泣く
黒い翼も
流れる鮮血も
全て美しいのに
もう戻れぬ純白の世界を
まだ望み
まだ追い求めて
もがいて
足掻いて
そして君は動かなくなる
辺り一面に
真黒な羽を舞わしながら
叶わぬ願いに涙しながら
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早くどっか行っちゃえ
君の顔なんかもう見たくない
早く…行って…
大嫌い大嫌い…
…嘘…
離れたくない!
もっと私の側にいてよ!!
側で私の事守ってよ!!
強がりなんか張って
無理に笑ってるの気付いてよ!
君の事まだ好きだって言わせてよ…
お願いだから…
離れて行かないで…
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天使…貴方を愛しています…僕の愛を受け止めて下さい…
そう言っても天使は微笑んだまま首をふる
愛してる…貴方を愛してる…
狂おしい程の愛が僕を突き動かす
どうしても貴方が欲しい…その微笑みが欲しい…
剣片手に貴方に抱きついてその純白の羽を深紅に染める
苦痛の表情で貴方は倒れ静かに動かなくなる
…何で…そんな顔をするのか…
ち…違う…僕は…こんな貴方が欲かったわけじゃない…
貴方の微笑みが…欲しかった…それだけなのに…
僕は…僕は……
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ブランド品の鞄に
ミンクのコート
良いものを持つと自分も良く見える
貴方はそう言うけど
飾られるのは表面だけ…
どんなに高いブランド品買おうが
どんなに高級なディナー食べようが
貴方は貴方でしかないの
有意義な人生送るのに必要なのは高級品じゃなくて…
自分は自分だっていう個性じゃないのかな…
飾らない貴方が私は一番好きです…
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月明かりに照らされながら
深い眠りに付く...
夢に見る貴方の面影は
とても繊細で
とても美しくて
もし触れてしまったら
崩れてしまいそうで
消えてしまいそうで
怖いの…
それでも触れたくてそっと抱き締めた...
その瞬間に目を覚ます...
月明かりに照らされながら
貴方を想い涙する...
そんな真夜中の出来事...
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片足を失った少年が初めての義足を貰い幸せを感じるのと
欲しいものが何でも手に入る幸せに飽き飽きしている少女では
幸せの価値観が全く違う...
所詮人間なんてそんなもの。
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貴方の背中に爪を立て
かすかな痛みに可笑しくなりそうになる
私が貴方を見つめても
貴方の瞳には他の女(ひと)が映ってて
私なんか入る隙間なんか少しも無くて
貴方の耳元で
「愛してる」なんて囁いても
貴方の愛してるのは私じゃない
それでもいいの....
抱かれる間だけは貴方は私だけを見てくれるのだから…
少しだけでいい...
「愛」という錯覚を見せて下さい。