詩人:あさと | [投票][編集] |
きみがいなくなって
一番こわい事
それは
きみが誰かと幸せになる事じゃなく
僕の中で
きみが思い出になってしまう事
時間はいつも優しくて
時間はいつも残酷
この胸の痛みを消してくれるかわり
きみを過去へとかえてしまう
きみとこれからも
ずっと一緒にいたかった
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好き好き大好き
そう言うと
君はいつだって満足気で
喧嘩しても
その言葉さえ言ったら
怒ってたことなんか忘れて
幸せそうにしてたじゃん
でも
今の君に
いくら好き大好き言っても
迷惑げな顔をして
笑ってもくれない
二人が想いあってる時の
好き好き大好きは
魔法の言葉で
君の心が離れてる今の
好き好き大好きは
無意味な言葉‥‥
あの時の魔法の言葉も
今となっては全く無力‥‥
効かなくなっちゃった‥
迷惑な呪文を
繰り返し唱えても
君の心は離れるばかり
君の心を引き止める
魔法の言葉を
誰か早く私に教えて
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いつだって
差し出す準備はできてた命
でも
そうだな‥
お互いの命を削りつつ
君と共に年をとって
いけるのなら
命も粗末に出来ないかもね
君と一緒にいる為なら
この命も
大事なもんになるのさ
君は僕の命を
生命(いのち)に
してくれた‥
君は僕のマリアだよ
神様は信じないけど
君は信じよう
僕のマリア
僕だけのマリア
君と共に
生きていきたい‥‥
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朝目覚めると
太陽が空に昇ってるように
君が僕の隣にいるのも
ごく自然の風景
どんなことがあっても
太陽が昇ってくるみたく
どんなことがあっても
君は隣にいてくれるものと
太陽は光をくれることが
当たり前で
当たり前すぎて
考えも感謝もしなかった
君にも同じように‥
いてくれるのが当たり前で考えも感謝もしなかった‥
君は僕の太陽
僕は月
君の光がないと光れない
もう一度
君の笑顔で照らしてよ
君の優しさで
あたためてよ
僕だけの太陽
君がいないと光れない僕に
もう一度
光をちょうだいよ
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僕の不完全な所を
どこかの誰かが
補ってくれてて
どこかの誰かの
不完全な所を
僕が補っているんだろう
そうやって地球は
まわってるのかな‥‥
何か捨てたもんじゃないな
自分
何か捨てたもんじゃないな
この世界も
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君の
林檎飴を両頬に
ほおばったような
膨れっ面
君自身では赤鬼のつもりの
怒った顔
そんな君が
本当に本当に可愛いから
また君の説教中に
にんまり顔
あぁ‥‥
また更に君は膨れっ面で
また更に僕はにんまり顔で
いいよ林檎飴さん
大歓迎さ
君の説教なら何時間でも
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痛みも苦しみも
喜びも憎しみも
孤独も幸せも
僕一人じゃ知らなかった
感情なんて
きっと知らなかった
君が僕を
ヒトにしてくれた
カラッポの心臓に
気持ちをたくさん
詰め込んでくれた
君がいなくなっても
一人だった日々に戻っても
もうカラッポに戻れない
たくさんの気持ちが
君と一緒にいなくなっても
君を愛した心が
ここに残っている
ずっとここに
残っている