詩人:林家 | [投票][編集] |
居酒屋にて
「焼き鳥でも食べようか?」
軽くお酒を飲みながら、何でもない会話をして
隣にいるだけでどうしてこんなにも安心するんだろう
少し温くなったお酒を口にして、僕は決して君には言えない想いをグッと一緒に飲み込んだ
「もうすぐ、雪の降る季節になるね」
君に出会った時、確か静かに雪が降ってた
あれからどれだけの月日が経ったかな?
一目で心を射ぬかれた
僕はあの日を忘れない
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恋を失った時の虚無感は何よりも苦いものだ。
振られたところから、そうそう簡単に気持ちを切り替えられるなら誰も苦労はしないから。
さようなら。
今でも鮮明に覚えている君のセリフ。
ラストシーンは消えない。
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自分のまわりが暗くなる
これは夜?
何も見えないのに頭は冴えてしまってる
ねぇ
一つ我儘を言って良いのなら
僕の手を握ってはくれないか
僕には君しかいないから
君の温もりに包まれて眠りたい
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好きだといくら思っても言葉にしなければ伝わらない事、本当は分かってるんです。
それでも言えないのは、君を困らせたくないのと、僕自身が傷つきたくないから。
君には大切な人がいるから、友達の僕はこの気持ちを口にできない。
貴方は私を意気地なしと笑うだろうか?
言葉にして、振られてしまえばスッキリするかもしれないけれど、君との関係が断たれるのは怖いよ。
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イライライライラ
私なんてどうなっても良いでしょ?
怒りの出所も分からなければ、怒りの向ける場所さえ分からない
自分勝手だ
叫んで喚いてあたり散らして
後に残るのは自己嫌悪
自分なんて消えてしまえば良いのに
私はそう思って
自分を傷つける
結局憎悪は自分を傷つける事でしか晴らせず、その結果は家族を身内を友達を傷つける事になってしまうのだ
私はどうすれば良いんだろう?
消えたいと思うのは罪ですか…??
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“どうして生きているの?”
悪魔が私に囁いた。
どうしてだろう…
―この世は辛い事ばかり―
きっと皆そう思っているのに…
どうして生きているんだろう?
死ぬのは怖いですか?
生きるのは楽しいですか?
私の言葉はまるでおかしな人間のように哀れまれる。
皆、辛いのは一人じゃないから生きていけるのかもしれないね。
私は貴方と生きていきたい。
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雨降って
周りの音も聞こえない
僕の目の前には君がいる
君は目を伏せてずっとだまっていた
僕の言葉、君に届いてないみたいだった
君のことが好きなんだよ!
分かった
そうか
僕はそう叫んで、傘を放り出し君を抱き締めた
雨の冷たさと君の温もり
勿論、君の温もりが何よりも温かい
雨に叫べ
君のことが好きなんだ
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君の唇、やわらかいね
僕の舌が君と絡み合いとろけそうな快感
好きだ
君が好きだ
君となら本当は手をつなぐだけでも失神寸前さ
さあ、つながりあおうよ
僕と君は二人で一人
一人じゃ僕じゃない
僕には君が必要なんです
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寂しいって言葉
口に出しちゃいけないと思った
貴方を困らせるなんてしちゃいけないと思った
私が我慢すればそれで良いんだよ
自分に言い聞かせる私はとても滑稽で、傍から見ると哀れなだけな存在なのかも知れなかった
“恥ずかしいくらい寂しい”
歌のフレーズが私の中をぐるぐる回る
寂しいよ
寂しいよ
寂しいよ
本当は大丈夫なんかじゃない
私は弱い存在です
どうか私を見捨てないで…