物陰から君を盗み見る。深紅の薔薇ような美しさがあるわけではないが、君は何より綺麗だと思う。この心の疼き、痛み…でもこれは傷ではなく、甘い甘い恋なのだと気付く。甘さがしみて、苦しくなっても君を見るのはやめられないよ。僕は君が大好きだから。 例え君が僕以外を想っていようとも…
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