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林家の部屋


[93] 冬に嵐
詩人:林家 [投票][編集]

外の風がビュンビュンと唸りをあげている。
今日は新月のせいもあり、世界は真っ暗である。
いつも心細いのに、今日はより一層自分の弱さを感じる。
雨が硝子を叩く。

僕に未来はあるのか?

ゆらゆら風に揺らめく世界に私は問い掛ける。
自然に対して人間は無力である。
しかし、君がいれば何だって出来るような気がするのは思い過しだろうか?

雨が上がったらすぐにでも君に会いたい。

2005/11/29 (Tue)

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