詩人:涼 | [投票][編集] |
太陽の赤い輝きに偽りを感じるなら
空の澄んだ青さを
舞い踊る桜吹雪の散り際に涙するなら
春を呼ぶ安らかな梅の香りを
そして
天国への階段が見付からないと嘆くのなら
大地の幸福を・・・
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「煙草吸ってれば幸せ」
「酒飲んでれば幸せ」
「ヤッてれば幸せ」
嘘だね
強がりばかり言いやがって
格好ばかりつけやがって
ばればれだよ
本当は愛されたいくせに
本当は愛したいくせに
・・・だって・・・
俺もそうだから
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赤い太陽が地平線へと消えて行く
黒い夜の闇が姿を現し始める
二つの色が混ざり合い
黄昏の夕焼けができあがる
そして僕も
赤い血の中に黒い何かを隠している
情熱の赤と罪悪の黒が作ったこの心の色は
君にの目にはどう写っているんだろう
―黄昏の光の中で―
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梅の花が咲き始め
少しずつ春の訪れを感じてきたせいか
気になる子ができてしまった
話すと少し胸が踊るような感じがする
なのに
つい口では強がったことを言ってしまう
なんでだろう
・・・本当は・・・
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どうか孤独を怖がらないで
それはただ
あなたの道をあなたの足で歩んで行くということだから
寂しかったら誰かと手を取り合って進めばいい
自らの足音と影を友にしないで
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雨に翼を濡らしながら
曇り空を割って飛び立つ
そんなことはしなくていい
暖かな日差しに包まれて
穏やかな風に後押しされながら
清新な空気を胸一杯に吸い込めばいい
君が立ち上がったら
そっと背中を押すから
羽ばたいてみて
君は一人じゃないよ