詩人:アサスケ | [投票][編集] |
泣きそうだ
空見上げても
あの星が見つからない
泣きそうだ
まるでライトが
明日に続く道を照らしてくれないようで
泣きそうだ
今を歩いているのか
漂っているのかわからなくて
泣きそうだ
比べて嘲笑ったり
打ちのめされたり
情けなくて
小さくて
汚くて
泣きそうだ
それでも
そんな僕のために泣いてくれる人がいて
きれいな涙が流れるのが
もったいなくて
愛しくて
愛しくて
泣きそうだ
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まるで織姫と彦星
だけど
天の川を高く飛んで
そんなもの僕らには関係ない
例え光に埋もれても
銀のボートの上で
必ず君を抱きしめる
指と指をつないだら
青い月からも逃げて
時々星屑が君をひっぱるけど
どうか振り向かないで
宝物を置いていけば
もっと早く走れるかな
風に流れたのは君の声と涙
君を守れる場所にたどりつけたらたくさんたくさん笑ってね
泣きながらそう伝えよう
わかっているんだ
それでもいつでも何度でも
君に会いたい
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僕の小指は君の小指に
きっと繋がっていないね
ゆびきりのふりしてからめてみたけど
ほらすぐにほどけた
君の小指とあの人の小指の
間の糸が見えた気がした
たとえハサミで切れたとしても
ねぇ神様
僕に繋がらなきゃ意味はない
おかしいね
ひきあわせたのは僕だった
だけど神様
固く結んでなんて頼んでないよバカ
ごめんね神様
きっと最初から結んであったんだね
だけど神様
間違えてる
キューピッドは僕の役目じゃない
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涙をふいて
顔をあげて
一歩前へ踏みだすんだ
何も変わらないのはわかっているけれど
何もしないよりずっとましだ
涙をふいて
夜を越えて
明日を歩いていこう
胸に残る孤独はきっと消えないけれど
一人閉じこもるよりずっとましだ
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とっぱらって
かっさらって
近づいて
キスをして
それはそれは
狂おしい
君への思いの突破口
青のストライプ見えたら
階段駆け上がって
柵を越えて君にダイヴ
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突然の出来事
高鳴ってはじけたら
あとはもう一直線に
ドキドキがつきぬけて
真っ赤な顔で打ち上がれ
浮ついて宇宙遊泳
焦って呼吸が苦しいよ
華やいでキラキラ
届かなくても
それだけで毎日が
ワンダフルワールド
もしも君にたどりつけたなら
そこは見たこともない
ビューティフルワールド
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くるまってブランケット
あなたの匂い
抜群の安心感
なぞる指は
シーツから首すじへ
始まるよ
タイムアウトまでの緊迫感
フィルムが足りない
焼き付けきれない
逃したくないのに
もっともっと
手に入れたい
ずっとつぼみだったらいいのに
花開いたら喪失感
何も残らないマイライブラリー
ブランケットはどこだっけ
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曲がり角のワクワクを
思いだすような月曜日
つまさきにトンッと
朝の魔法をかけたら
くすぐったいリズムで
キュッと走りだせ
フルスロットルのはじまりに
飛びこんで
きらめけ
全力スマイル
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ビビッドカラーのオープンカー
君と乗り込んで
今宵きらめくハイウェイ
光の速さでドライブ
雲のETC開いたら
ネオンはいつのまにか流れ星
少し風は強いけど
目を閉じてたらもったいない
どうかいざなってオリオン
誰にも邪魔されない場所へ2人を
BGMは君の歌だけでいい
ただそれだけでいい
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あの星座の探し方
あなたが教えてくれた
夜空を指でなぞれば
ほらすぐに見つけられる
2つ並んで瞬く
離れられない2人
あんなふうに
燃えつきるまで
同じ時間
生きていけたら
たとえ今は一方通行でも
追いつけない距離があっても
いつかはあなたの笑顔を
隣で独り占めできるように
あなたも知らない
とっておきの神話
おもいきって伝えよう
夜が終わるその前に