たいせつなひと君を想うと涙が滲む君の声君のかたち君のにおい…涙は涸れることなく流れしっとりと頬を濡らすひとめでいいから会いたいそうしたら濡れた頬は乾き涙は空気に溶けやがて雲になり雨の雫となって再び頬を濡らすだろうそんな風にすべての想いがやがてしあわせな雨に変わっていけばいい…そしてどこか遠く会えないところにいる君の頬を濡らすんだ
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