ホーム > 詩人の部屋 > シンラの部屋 > 投稿順表示

シンラの部屋  〜 投稿順表示 〜


[28] 宝物
詩人:シンラ [投票][編集]

君は
君の好きなもの
ずっとだいじに好きでいて

誰かがイジワル言ったって
多くのひとが笑ったって

誇りに思って握っていてね

たとえ涙があふれても



大好きな
何かがある

それって素晴らしいことよ

世界に一つの宝物

いだいていだいて
君でいて

2006/03/01 (Wed)

[29] 葉っぱ
詩人:シンラ [投票][編集]

「ずっとずっとそばにいる」
より、もっと

きらきらした、絆がほしくて。

どれだけはなれても
信じていて

時がたっても
信じ続けて

そういう想いなら
きっと
一人で歩く道をてらす



世界は移ろう

川は流れる

人は生まれ、死んでゆく

あとはもう、
想いしかないんだわ。



頭でかんがえるより、ずっと不思議な

きらきらした

絆があるのよ。



一人で歩く道だって

独りでは

ないのよ。

2008/12/31 (Wed)

[30] アクアリウム
詩人:シンラ [投票][編集]


涙の代わりに
     零れた歌
 最後の音

雨の降りだす前の
      つぶやき
 いのちの雫



そうして

   音楽は海を泳いだ

夜の青をゆらした



淡い光 ゆらゆら

 移ろう影 ゆらゆら

夢の中の夢なら

 透けるような てのひら



もうすぐ

さよなら の時が やってくるのに

さよなら の時が 訪れるのに



君の光 探す

深い海を 泳ぐ






2010/07/18 (Sun)

[34] 
詩人:シンラ [投票][編集]

きえたくなったら

さらっと消える

やさしくなれたら

そっと生まれる。

2010/12/25 (Sat)

[36] ほたる
詩人:シンラ [投票][編集]

闇のなかで

ささやかに光る

君のように



傷ついた夜に

ほほえんでくれた

君のように



ぼくもいつか

優しく

光ってみたい

2006/05/31 (Wed)

[43] 三日月ブランコ
詩人:シンラ [投票][編集]

帰りたい

帰れない

トクトク

胸打つ

鼓動は足音。



オレンジ色の細い月って

アクマの笑った口みたい

あの頃きみは怖がってたっけ。

車のライト

ぼんやり

たくさん



もういない。

空ける足跡



こんばんは。

あたしは元気。

このブランコが

あたしのうちです。

2008/12/20 (Sat)

[44] ミナワ
詩人:シンラ [投票][編集]

I sing a song.

泡になるなら
あなたの海で

もう何もかも
失くしたんだ



I sing a song.

泡になるなら
あなたの海で

どこまでもゆく
つもりなのに



叶わない
恋だと
知っていたの

最初から
無かったってね



I sing a song.

I sing a song.

2013/11/05 (Tue)

[46] 涙のあとに
詩人:シンラ [投票][編集]

どうか消えないで



きれいもすてきも
もういらない



にじんだ
泣き顔
真実で

そのあと
微笑み
あるように








なんにもないぼくの世界に

色をつけてくれた君へ

2014/10/16 (Thu)

[50] 防壁
詩人:シンラ [投票][編集]

だれも

近づかないように

だれにも

さわられないように

なんにも

起こらないように



厳重に

つみあげた 壁



壊されないように

決して

ふれられないように



その中で



震えながら

君の声を

待っていた ぼく

2006/07/10 (Mon)

[54] 空が降る日
詩人:シンラ [投票][編集]

窓の向こうの

かすかな空に

希望を希望を

託していました。



いつかいつか

両腕伸ばして

抱きしめたい。



夢をいだく日。



そう

今日やっと



降り注ぐ空に

出逢えました。

2008/12/20 (Sat)
100件中 (21-30) [ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
- 詩人の部屋 -