窓の外は白い寒さであふれていて僕はおびえて身動きできない泣き出しそうな勇気で重い扉を開けたとき冷たい風が吹きつけて心がりんと鳴ったんだ。涙は落ちてしまったけれどだいじょうぶだってきっとだいじょうぶだって思えたんだ。
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