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シンラの部屋


[124] 泣き出しそうな勇気
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窓の外は
白い寒さであふれていて
僕はおびえて
身動きできない


泣き出しそうな勇気で
重い扉を開けたとき

冷たい風が吹きつけて
心がりんと鳴ったんだ。


涙は落ちてしまったけれど

だいじょうぶだって

きっとだいじょうぶだって
思えたんだ。

2009/11/28 (Sat)

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