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シンラの部屋


[163] 少年と少女
詩人:シンラ [投票][編集]

そして
少年と少女は歩き出した

いつか見た
光射す丘を目指し



太陽のかけら
月のかけら
ひとつずつ握りしめて

森を越え
大地を駆け
海を渡って

約束の場所へ



僕はなぜ
生まれてきたんだろう?

僕はなぜ
大人になるんだろう?

解けない謎も君となら
きらめく宝探しだね


そして
少年と少女は歩き出した

いつか見た
光射す丘を目指し

2014/10/16 (Thu)

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