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シンラの部屋


[167] 冬の想い
詩人:シンラ [投票][得票][編集]

膝を抱えた寒い部屋
息をひそめて泣いていた

きれいなものは悲しくて
フィルター越しの青い空



淋しい冬に
どうか花束を

凍える夜空に
流星の夢を



舞い散る雪が
桜になるまで



わたしの孤独が
いつか

あなたの日溜まりになるまで

2015/01/07 (Wed)

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