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シンラの部屋


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詩人:シンラ [投票][編集]

外に出てこぬ涙の粒は
ココロの森の
そのおくの
遥かで静かな湖で

優しい色を
湛えてる。

悲しく悲しく
哀しく哀しく
泣けたらどんなに楽だろうかと
腕を噛んで
過ごした日々

そんなときでも
どんなときでも

優しい涙を
湛えてる。



きみのココロの
森を歩いて

その湖の
きれいな水

汲んでこれたらいいのにな。

2014/11/26 (Wed)

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