涙の雫こぼれおち寂しさは深い夜の闇へ…水面に広がる波紋の音だけが全ての世界でまた夢を見る産毛をなぞる様に 優しく触れる指先何度も何度もくちづけたね愛しい気持ちが流れ込んで全身を駆け抜けた涙の雫こぼれおち寂しさは深い夜の淵へ…水面を揺らす風の香に包まれ新たな世界へと誘(イザナ)われるひとりを想いひとりに想われ涙の雫はキラキラと輝く愛しさが生む寂しさならもう少しだけ感じていよう…
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