言の葉はらり はらりこぼれて涙の雫陽炎はゆらり ゆらりただよう心の影時間(トキ)だけが意味を持たず過ぎ去ればそこに残るものは何ひとつ無い言の葉はらり はらりいつしか音を無くして言の葉ひらり ひらり魂は風になる満ちてゆく月の象(カタチ)気付かずに瞳を閉じたまま僕たちは何処へ向かうのか…
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