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リリの部屋


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詩人:リリ [投票][編集]

そっと
首筋に触れる
貴方の温もりを
捜して…。
そして目を閉じる
吐息だけを
感じるように…。

全てが
私の為にあると
知った夜に
貴方がくれた印。
小さな花びらは
少しずつ薄れても
触れると今も
熱く脈打つ。

再びその唇が
愛を告げるまで
私は何度も
確認するように
印に触れる。
消えても感じる
貴方がくれた
束縛の印に…。

2006/10/21 (Sat)

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