…沈んでく……深く…深く……光の射さない海の底まで………私の体は沈んでく………涙も流し尽くして…声も枯れて…………ただ何かを求めて…沈んでく…………そこには温もりも…輝きも…音さえも無いのに……私は沈んでく……頭では…分かってる………………心では…分かってないのかもしれない………底がどんな世界なのか……光の無い世界がどんなものなのか…………………私は沈んでいく………私の意志ではない………ただ…私は沈んでいく……運命……
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